っていうママさんも多いのではないでしょうか?
せっかく授乳クッション買ったのに、これ失敗だったんじゃない?って残念に思ってしまうかもしれませんが、実はそもそも市販されている授乳クッションって、ちょっと低いんじゃないかな?と個人的には思ってます。
本来はおっぱいの高さに赤ちゃんを合わせるのですが、高さの低い授乳クッションにそのまま寝かせてしまうと、結局赤ちゃんを抱き上げないといけなくなったり、自分が猫背になって赤ちゃんに合わせることになってしまって肩・腰・手首などが痛くなってしまいます。
- 授乳していると肩や腰がバキバキになってしまう
- 授乳クッションの使い方の手順がわからない
- 手首が痛くて授乳が辛い
快適にリラックスして授乳ができるように参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
授乳クッションの使い方の手順
例えばボタンがついている三日月型の授乳クッションであれば
手順としては
- クッションを自分の腰に装着(ボタンを後ろでとめる)
- 赤ちゃんを抱っこして自分も座る
- 高さを調整
授乳クッションの使い方 低いとどうなる?
赤ちゃんの頭の位置がママの胸の高さにくるように高さを調整します。
クッションにただ乗せただけだと、赤ちゃんの頭の位置が低すぎてママは完全に猫背の状態になりますよね。
そのまま授乳しているとママの首やら肩やら腰やらにはかなり負担です。低月齢のうちはまだまだ授乳時間も長かったり授乳回数も多いので、ちょっと面倒でも高さを整えるっていうのは大事かなって思います。
授乳クッションの高さの調整
高さの調整の方法には色々あります。
- 授乳クッションに別のクッションを重ねる
- クッション自体に綿を足す
- 自分の肘(赤ちゃんの頭を乗せる部分)を高くする
- 足台で自分のヒザの位置を高くする
授乳クッションの上にクッションやぬいぐるみを積み重ねたり
授乳クッションの下にバスタオルやブランケットを入れて高さを出す
自分の肘の下にブランケットを置いて、赤ちゃんの頭の位置を高くする
足台を使って自分のヒザの位置を高くする
クッション自体に厚みがある商品もあるようです。
さらに、クッションの綿を足せる商品もありました。
授乳クッションの使い方 環境別に考える
その時の自分の座っている環境によっても違ってくると思うので、椅子の場合・床の場合・ソファの場合などいろんなパターンを挙げてみました。
椅子での授乳クッションの使い方
椅子の場合はポイントが2つあります。
- 足台でヒザの位置を高くする
- アンダーバストの高さにクッションを入れる
椅子の高さが合っていなくて自分のヒザの位置が低いと、太もも自体が斜めになってしまいます。クッション自体がより低くなってしまうので授乳しにくいですよね。
この場合は足台を置くことでヒザを高い位置に持っていくと楽です。
あまりクッションが斜めになってしまうようなら、足台の高さを調整するか、クッションの下にタオルを挟むなどして調整するといいかなと思います。
自分ももたれながら授乳する方が楽なので、背もたれのある椅子の場合は、アンダーバストくらいの位置にクッションや大きいタオルなどをかませてもたれると、もたれながらも自然に胸を張ることができます。
床での授乳クッションの使い方
床での授乳の場合は、あぐらだとヒザの位置そのものが高くなるのでオススメです。
ただ、低月齢のうちはそれだけだと高さが足りない場合があるので、授乳クッションの下にタオル・ブランケット・クッションなどを重ねて高さを補充するといいかなと思います。
大きなブランケットなどがない場合は、小さなタオルを自分の肘の下に置くだけでも赤ちゃんの頭の位置が高くなるのでオススメです。
ソファでの授乳クッションの使い方
ソファの場合は、自分の姿勢に気をつけないと、産後の腰や骨盤には結構負担がかかってしまいます。
\こちらにも産後の骨盤のこと少し書きました/
私自身もソファでの授乳は結構多かったのですが、必ずと言っていいほど背中にはこんな風にクッションを重ねて背もたれを補充していました。
授乳クッションがない時は?
お出かけの際や、飛行機移動、赤ちゃん仕様になっていない家にお邪魔したときなど、授乳クッションを持ち歩くことはまずないですよね。
授乳クッションがない時でも、どうにか高さ調整をしないと、自分の体が辛くなって授乳そのものが大変になってしまいます。方法としては
- カバンなどで代用
- 肘かけ椅子なら自分の肘を置いて赤ちゃんの頭を乗せて授乳
- 自分のヒザの位置を高くする
- 縦抱き授乳をする
私は外出時は縦抱き授乳をすることで、クッションを使わなくても楽に授乳ができたので助かっていましたが、横抱きじゃないとダメなお子さんの場合は、何かをクッションがわりにするか、何かに自分の足を乗せてヒザの位置を高くするかで対応することができるかと思います。
クッションの有無にかかわらず
- 赤ちゃんの頭の位置を自分の胸の高さにする
- 胸を張るようにする
- 自分のヒザの位置を少し高くする
低月齢な時ほど授乳姿勢に気をつけて
低月齢な時というのは、授乳頻度も授乳時間も結構なものですよね。
この時期はママ自身もまだ産後すぐで体が整わない時期だったり、筋肉や靭帯もゆるく、痛みに繋がりやすい時期でもあるとも言えます。授乳クッションをうまく使い、授乳姿勢を整えて母子ともに快適に過ごしてもらえるといいなと思います。